Saeko・ポートフォリオ

17歳から詩を書き始め、いつか詩の本を出したいと思いはじめました。その夢は30数年の時を経て、小さなアートと詩の本「花いっぱい」として叶いました。

その本の中の一部と、近年のアートと詩を載せています。慌ただしい日常の中、ほっと一息ついていただけましたら幸いです。

鹿児島県出身
O型
獅子座

作品

アートと詩の本「花いっぱい」

40代後半でパステルアートと衝撃的な出会いをした頃に描いたアートと、20歳前後に書いていた詩との、時空を超えたコラボレーションです。

12センチ角の小さな本。
ハッピーシオンのHPで紹介しています。

「愛のことば」

私の知っている言葉を
ぜんぶならべても
今の気持ちは　
語りつくせない

そっと目をとじて
あなたの肩にもたれてみる

※アートと詩の本「花いっぱい」から

「いつもそばで」

悲しいかおのあなた
むずかしいかおのあなた

私は
そんなあなたの横で
いつもいつも
笑っています
たのしそーに
笑っています

いつの日か
あなたも私といっしょに
笑ってくれたら
いいな・・・

※アートと詩の本「花いっぱい」から

わたしの
たったひとつの願い事

あなたとふたり
青く輝く
七つの海をまわること

「あのね」のあとは
何も出てこなくて

ただ風が流れて

ことばを交わさなくても
優しく流れていく
ふたりだけの時間

嬉しい事があると
いつもよりたくさん
人に優しくなれるから

嬉しい事が
たくさん増えるといいな

人にたくさん
優しくなれるといいな

「銀河の夜に」

銀河の夜は
静かに静かに時が流れ

星がまたたく音と光だけが
私に降り注ぎ
私を包む

空も海も好き
香る風や花や木も好き

だけどあなたのことが
一番好き

「星降る夜には」

星降る夜には
空いっぱいの星を
あなたと浴びよう

たくさんの星と共に
たくさんの幸せが
みんなのもとにも
降り注ぎますように

「花香る丘」

花に埋もれながら
ただ、雲が流れていくのだけを見て
ただ、風が渡る音だけを感じて

大切な私の時間を
そこで過ごしてこよう

「三日月の夜の待ち合わせ」

三日月が
細い細い光を放つ夜

待ち合わせてデート

そばにいるだけで
幸せの場所になる

◆ヒーリングアート画家 / アートインストラクター / ヒプノセラピストとして活動中